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フォークリフトの資格 その3 [その他もろもろ]

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さて、3日目です。
この日は、いよいよ荷物の積み下ろしです。
 
使用する荷物はこれ、1tあるそうです。
 

 
 
 
 
積み下ろしする台はこれ、上は目線の高さなので高さ水平調整は楽なんすけど
 
下は、高さが分かりづらいのでフォークを差し込むのが難しい。
 

 
まあ、とにかく面倒ですよ、その面倒な手順と規定が本来簡単なのに難しくしちゃってます。
 
どれだけ面倒か手順を説明しましょう。
 
フォークをどう動かすか、というより手の動きがどうなっているのか説明します。
 
使用フォークのレバー類の位置は、
 
ハンドル右側に、リフトレバー(フォークの上下)、チルトレバー(マストの前景後傾)
 
ハンドル左側に、走行レバー(前進後退)、サイドブレーキ
 
まず、最初に左右確認後、乗車してシートベルト。
 
これはまあ普通ですよ。
 
左手は、ハンドルのノブを持ち
 
フォークを規定の高さ15㎝くらいまで上げる。許容範囲は2~3㎝、あらかじめその位置は覚えておく
 
次にマストが止まるまで後傾させる。
 
これが、空荷のときの基本走行姿勢。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、走行レバー前進位置、サイドブレーキ解除
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、右、右後方、左、左後方、前方、指差呼称
 
この、右、右後方、左、左後方、前方、指差呼称 は、停止するたびに行う。
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、右手は太ももの上
 
走行中は右手は常に太ももの上。レバーに手をかけたままは減点。
(ワシはこの癖がついてるので、つい・・・)
 
そして、まず荷降ろし
 
荷の前、規定位置で停止。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、サイドブレーキ掛け、走行レバー中立位置、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、チルトレバーでフォークを水平に、リフトレバーで荷に刺さる位置まで上げる。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、走行レバー前進位置、サイドブレーキ解除、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、前方指差呼称し右手は太ももの上
 
そのまま、フォークを差し込みますが、大抵は高さが合わないので、ギリギリのところでいったん停止し、
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、サイドブレーキ掛け、走行レバー中立位置、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、リフトレバーでフォークの高さを再調整。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、走行レバー前進位置、サイドブレーキ解除、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、前方指差呼称し右手は太ももの上
 
フォークを差し込む、このとき荷物に接触したら減点。
 
フォーク根元から荷まで、約15㎝くらい離れたところで、いったん停止。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、サイドブレーキ掛け、走行レバー中立位置、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、リフトレバーで荷を持ち上げる、高さは10~15㎝くらい
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、走行レバー後退位置、サイドブレーキ解除、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、後方指差呼称し右手は太ももの上、
 
そして後退。
 
荷物は台の中央に位置しているので荷物を台の端まで引き寄せる。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、サイドブレーキ掛け、走行レバー中立位置、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、リフトレバーで一旦荷を降ろす。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、走行レバー前進位置、サイドブレーキ解除、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、前方指差呼称し右手は太ももの上
 
フォークの根元が荷に当たるまで前進。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、サイドブレーキ掛け、走行レバー中立位置、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、リフトレバーで荷を再び10~15㎝くらいまで持ち上げる。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、走行レバー後退位置、サイドブレーキ解除、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、後方指差呼称し右手は太ももの上、
 
そして後退、
 
台から荷が離れた時点で一旦停止。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、サイドブレーキ掛け、走行レバー中立位置、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、リフトレバーで荷物を規定の高さまで下げる。
(地面から荷物下面まで15㎝くらい)
 
チルトレバーでマストをいっぱいまで後傾。
 
ハンドルノブを右手に持ち替えて、走行レバー後退位置、サイドブレーキ解除、
 
ハンドルノブを左手に持ち替え、右、右後方、左、左後方、前方、指差呼称し、
 
右手は太ももの上、そして後退し、
 
決められた走行ラインを走ります、前進も後退も曲がるときはウインカーを出します。
 
そして、荷物を元の位置に戻しますが
 
戻す手順は上記の逆と考えていただければ良いかと思います。
 
とにかく、操作する時はサイドブレーキ掛け、走行レバー中立が鉄則だし、
 
ハンドルから手が離れていてはダメなので、必ず右手か左手はノブに手をかけるのが鉄則。
 
まあ、時間かかることかかること
 
とはいっても、慎重に操作しつつもテキパキやらないといけないので、
 
フォークを上げるときやマストを傾けるときはエンジン回転を上げて動作を速くしないといけません。
 
 
ちなみにワシが普段フォーク (マニュアル車) を使うときはどうかというと
 
前進しつつ、荷物の高さまでフォークを上げる、微調整しながらフォークを差し込み
 
フットブレーキ踏んだまま、アクセルあおる、いわゆるヒール&トゥでエンジン回転あげて
 
上昇速度を上げ、適当な高さまで持ち上げる
 
必要に応じてチルトし、後退しながら下げていく
 
これだけ
 
サイドブレーキは使わないし、走行中の右手はレバーに手をかけてます。
 
安全も大事だとは思いますが、教習場で習うことは、はっきり言って無意味。
 
作業効率も大事ですから、安全かつ効率の良い運転操作方法を教えるべきではないかと思いますね。
 
今回凄い変だと感じるのは、
 
走行中のフォークの高さや荷物の積み下ろしの高さ規定が異常なほど厳しい 
(運転者からは見えない位置に印があり、許容範囲2㎝程度、ここから外れて走行した場合減点)
 
制限ならまだ納得しますが、この高さの範囲に収めろというのは、納得できません。
 
安全に積み下ろし、安全に走行ができる高さであればある程度はアバウトでも良いと思うのですが
 
さて、次はいよいよ最終日
 
どうなることやら
 


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