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板金複合機 (組み立て調整) [工房]

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さて、分解して油ギッシュな部品を洗い流した板金加工機を

組み立てながら調整していきます。
しかし、

やはり調整という生易しいものではありませんでした。

まずは、各部がスムーズに動くよう組み立てていきます。

ZZsecuredownload[1].jpg

そして、こちらは刃物のようになっているのが曲げパンチと呼ばれるもので
いわゆるV字に曲げる金型です。

ZZsecuredownload[2] (2).jpg

こいつが曲者で
こうして並べてみると均一見えますが、実際にホルダーに装着すると
先端がとんでもなく前後にズレてしまっていて、
更に、先端の高さもバラつきがひどく使い物になりません。

原因は、ホルダーの形状が微妙に不具合で、そこを修正して解決しました。

もう一つの原因は、パンチそのもので
先端部以外は切断したままの状態で面出ししておらず、寸法もまちまち、

ZZsecuredownload[1] (3).jpg

仕方ないので、フライス加工で修正していきます。

ZZsecuredownload[1] (4).jpg

これでなんとか使えるようになったと思う。

ZZsecuredownload[3].jpg


ホルダーを本体に取り付けて、どの位置でも負け角度が均一になるように調整します。

ZZsecuredownload[2].jpg


テストピース

ZZsecuredownload[1] (2).jpg


加工幅は300mmまで可能ですが
その幅で曲げるには1.2mmくらいのアルミ材が限度かと思われ

切断に至っては、
0.8mmのアルミ材程度が限度かな、と

とくに切断には鉄材はNGですね。

あと、加工にはレバーを下げるか上げる、または回す、なんですが
上記のサイズで加工する場合は、付属のレバー一本では無理です。

一応両側にレバーを取付可能ですので、一本は作るしかないですね。

一応細いパイプ等もロールの溝を利用することでパイプベンダー的な使い方もできます。

それにしても、さすがチャイナ製、

というか、安価な機械なんて、所詮そんなもんですよ。








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